2022/11/04【マンション売却価格の推移傾向分析‐2‐】
前回から引き続き、マンションの売却についての価格推移となります。
【築5年頃まで】
新築〜築浅という分類となっております。
この時期に売却されるケースは少なく、新しく綺麗なため売却はしやすい傾向にあります。
未入居の新築とは状態が大きく扱いが異なるため、価格の下落が納得できない人も多くいらっしゃいます。
【築10年前後】
築10年前後でまだ古くなった感あまりなく、価格自体が新築に比べると大幅に安くなるため、中古物件としましては大変人気な築年数となっております。
建物構造の寿命やローンの組みやすさなどを考えると非常にバランスが取れた築年数と考えられています。
【築15年前後】
築15年前後のマンションは、設備面では築10年前後のマンションと大差ありません。
こちらも買い手からの人気が高く、売却しやすい年数かと思われます。
【築20年〜】
20年以降になると価格も下落する可能性が高くなります。
ですが建物構造の寿命やローンの組みやすさなどを考慮すと大変バランスの取れた築年数です。
【築30年〜】
鉄筋コンクリート造のマンションの耐久年数は47年のため、築30年のマンションはまだ十分に稼働できるかと思います。
大規模修繕などメンテナンスがしっかり行われ、管理態勢が整っていれば売却は十分可能かと思います。
注意が必要なのは、30年住み続けると見た目も設備の機能も劣化します。
売れるためのリフォーム・リノベーションをする必要があります。
【下落率が少ないマンション】
■ほどよく駅近マンション総じて、適度な駅近(5〜7分程度)はマンションが下がりにくい傾向。
■ブランドマンション大手が分譲しているブランドマンションは、その信頼性から売却価格が落ちにくい傾向。
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