2022/11/18売るためのリフォーム
売却依頼をお受けする時に、「物件をどのような状態にしておくと売れやすいですか。」とご質問されることがございます。使用感のある中古マンションの場合は簡易的リフォームをおすすめさせていただく機会があります。ご自身が住むためにお金をかけてリフォームをするのではなく、住まないのにリフォームすることに違和感を感じる方も多くいらっしゃるかと思います。
「売るためのリフォーム」について今回はお話しします。
売るためのリフォームは、自分のためではなく購入してくれる人のためにやることです。
リフォームには予算をかけずに経年劣化した部分のみ交換するレベルから、壁や設備を全て撤去して新しい間取りに変えてしまうスケルトンリフォームなど、様々なリフォームがございます。まずは汚れている部分を綺麗にし、壊れている部分の修理をすることをお勧めします。
リフォームをする時は、あくまでも万人受けするものが良いかと思います。
もともと住んでいる人の個性が強いDIYやリフォームをされた場合、
万人受けするようなリフォームをおすすめさせていただくことが多いです。
資産価値が上がり、高く売れる可能性も高くなるため、費用対効果も高くなります。
ただリフォームしたからといって必ず資産価値が高くなって、高い値段で売れるというわけではないということです。
物件を売るためには「流動性」が非常に重要です。
「そのものがどれくらい他のものと交換されやすいか」ということです。流動性の高い物件:その価値を落とすことなく低コストで売ることができます。不動産の流動性のカギを握るのは土地となります。
地下が高いところや利便性の良いところに建っているということがポイントになります。いくら良いデザインの内装であっても、土地が悪いと流動性が低くなり、リフォームしたからといって売れない場合もあります。
リフォームすべきか悩まれた際は一度ぜひご相談ください。
一覧にもどる