2024/05/31もうすぐ梅雨の季節…!
明日から6月がスタートします。
6月といえば梅雨の季節ということもあり、
「傘が必要かな」「洗濯物は外干しできるかな」
天気をいつも以上に気にされる方が多いと思います。
梅雨とは、
本格的な夏が始まる前に雨や曇りの日が続く時期のことで、
日本を含む東アジア(朝鮮半島南部、中国南部、台湾など)に特有の気象現象となっております。
沖縄・奄美諸島を除く多くの地域では、
だいたい6月~7月にかけての1か月~1か月半ほどの期間が梅雨になることが多いです。
「梅の実が熟するころなので「梅雨」という漢字になったという説。
また、カビ=微が生えやすい時期の雨であることから
「微雨(ばいう)」と書かれ、「梅雨」に転じたという説もあるそうです。
では、なぜ梅雨になるのでしょうか。
春を過ぎ、本格的な夏へと移り変わる時期には、
日本の南にある温度が高く湿った気団と、
日本の北にある温度が低く湿った気団が隣り合うことで生じる前線、
これが「梅雨前線」です。
これが日本付近に留まったまま(停滞)、厚い雨雲を発生させるために雨や曇りの日が続くのです
梅雨に降る雨は、年間降水量の多くを占めています。
梅雨の時期の雨量は、西日本では年間降水量の約4分の1、
東日本では約5分の1、北日本や日本海側では約10分の1相当になると言われております。
梅雨はまとまった雨が降ることで、農業用水や飲料水が確保出来る絶好の機会となります。
梅雨のため、外出が億劫になったり、
雨ばかりで悩みも増えるかと思いますが、
梅雨がなければ農業にも生活にも大きな支障が出てしまいます。
雨の日や曇りの日が多く、気分が上がらないこともあるかと思いますが、
6月も頑張って乗り切りましょう。
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