もうすぐ海の日ですね。
今年は7月15日が海の日になります。
今回は海の日とはどんな日なのか、日本以外の国でも海の日はあるのか等をお伝えしていきたいと思います。
〇海の日はいつ?
「海の日」は法律によって定められている国民の祝日の1つです。
毎年「7月の第3月曜日」で、その年によって日にちが変わります。
1941年7月20日が「海の記念日」として定められたのがはじまりです。
当初は祝日ではありませんでしたが、
祝日化を願う声が高まり、1995年に国民の祝日として制定となりました
海の恩恵に感謝するとともに、
海洋国日本の繁栄を願う国民の祝日として1996年より施行され、現在に至ります。
〇各国の海に関連する日
「海の日」は日本に限ったものではなく、
海外にも海に関連する日がたくさんあります。
ここでは各国の海に関連する日をご紹介します。
【国際連合】世界海洋デー:6月8日
1992年の「環境と開発に関する国際会議」(通称:地球サミット)により、
海洋の復興・保護の促進を目的として国際連合が制定。
2009年から正式に国連の記念日として制定されて、
各国では海や毎年発表されるテーマにまつわるイベントが開催されております。
【アメリカ合衆国】国立海洋デー:5月22日
1819年5月22日に「サバンナ号」が蒸気推進による初の大西洋横断に成功したことに由来したといわれております。
海の安全や国の安全を願う日で、
殉職した船員の慰霊や献花式などが行われているそうです。
【カナダ】海の日:6月8日
国連の世界海洋デーに連動し、
1992年より6月8日を「海の日」に定めています。
国連の趣旨と同様に、海洋の復興や保護促進を目的としているため、
講演会やダイビングイベント、ビーチの清掃など、さまざまな活動が行われています。
【イギリス】海の日:6月8日
カナダと同じ経緯で「海の日」が設けられました。
各地で海にちなんだイベントが開催されています。
【スペイン】海の守護聖母カルメンの日:7月16日
ビルヘン・デル・カルメンという海の守護聖人が現れたとされる日に由来しています。
漁村では船を花や旗で飾り付け、最もきれいな船にカルメン像が乗せられます。
【オーストラリア】海をいたわる日:12月の第1日曜日
「海を愛する者が、1年に1度、一緒に海洋環境の保存に協力する日」として制定され、
海に関するイベントが多数開かれます。
オーストラリアは南半球のため、12月は夏の気候になります。
このように日本に限らず海外にも海に関する日があり、
少しずつ国によって意味や楽しみ方が異なっていることが分かりますね。
もしかすると海や水族館では「海の日」に関するイベントなどが行われている可能性もあるので、ぜひお近くの海や水族館に行ってみてはいかがでしょうか。
素敵な3連休をお過ごしくださいね!