2024/12/02駐車場は建ぺい率に含まれてしまう?
マイホームを建てるときに、「建ぺい率」という言葉を目にされることも多いかと思います。
普段の生活ではあまり馴染みのない言葉ですが、
マイホームに駐車場をつくるか否かを考えたときに、とても重要な言葉です。
今回は、駐車場は建ぺい率に含まれるのか解説していきます。
〇駐車場とは?
車などを駐車するスペースを一般的に「駐車場」と呼びますが、
一概に駐車場と言ってもその種類やタイプは様々です。
駐車場は大きく3種類に分けることができます。
・オープンタイプ (屋根・柱なし)
・カーポートタイプ(屋根・柱のみ)
・ガレージタイプ (建物で覆う)
〇建ぺい率とは?
建ぺい率とは「敷地面積に対する建築面積の割合」を定めた数値のことです。
建築面積は「建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積(真上から見た面積)」のことを指します。
建ぺい率が高い地域ほど大きな家を建てられることになります。
〇駐車場は建ぺい率に含まれるのか?
駐車場が建ぺい率に含まれると、家の広さが変わってきます。
結論から言うと、駐車場は建ぺい率に含まれません。駐車場は建物ではないからです。
しかし、ここで指す駐車場はオープンタイプ(屋根・柱なし)を指します。
駐車場に屋根と柱があるカーポートやガレージを検討している場合、
カーポート、ガレージは建物に含まれるため、建ぺい率に含まれてしまいます。
このように「駐車場」といっても全ての駐車場が建ぺい率の対象になるわけではありません。
カーポートやガレージでも条件を満たせば、
建ぺい率から緩和されることがあるので、一度確認してみるのも良いかもしれません。
駐車場の種類によって建ぺい率の対象になるか変わってくるため、
建ぺい率を気にしながら駐車場を検討しましょう。
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