2024/12/16賃貸でも車庫証明は必要?
賃貸への引越しを予定している人で、
車を所有している場合「車庫証明」について気になるかと思います。
引越しをすることで、車庫証明を申請した時の住所と現住所が変更になる場合、
新たに車庫証明の申請は必要なのでしょうか。
また、賃貸への引越しになった場合、駐車場を借りる場合、
車庫証明はどのように申請すればよいのでしょうか。
今回は、賃貸の引越しに伴う車庫証明申請の必要性と
賃貸における車庫証明の入手方法について解説いたします。
〇車庫証明とは?
車庫証明とは「自動車保管場所証明書」の略称となります。
車を保管する場所をきちんと確保していることを証明する書面となります。
日本の法律では、
車を道路以外の場所に保管しなければならないと想定されているため、
車をどこに保管するのか届出を行い警察署から
確かに道路以外の場所に車庫を確保しているという証明を受ける必要があり、
その証拠が車庫証明となります。
〇引越し先の賃貸物件で新たに車庫証明を入手する方法
車庫証明の交付を受けるためには、下記条件をすべて満たしている必要があります。
・車の保管場所が自宅から直接距離で2キロ以内
・保管場所に道路から支障なく出入りが可能で、車全体を収容できる
・車の所有者が保管場所を使用する権利を持っている
また、車庫証明の申請に必要な書類は下記の通りです。
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所標章交付申請書
・保管場所の所在図、配置図
・保管場所使用承諾証明書
車庫証明は車の保管場所を証明するために必要な書類なので、
賃貸の住み替えだとしてもその都度車庫証明の申請が必要となります。
申請については、まとめて行政書士に依頼したり、
部分的に不動産会社に依頼することもできることを覚えておきましょう。
車庫証明の申請に関する取り扱いは、警察署によって異なりますので、
まずは車の保管場所を管轄する警察署に問い合わせて確認を行うことをお勧めいたします。
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