2023/09/08ホームインスペクションの必要性とは?
「ホームインスペクション」とは住宅診断士(ホームインスペクター)と呼ばれる専門家が、
住宅のコンディションについて調査を実施し、
欠陥・補修すべき箇所の有無等を客観的に判断するものとなります。
ホームインスペクションでは具体的に下記の箇所を調べます。
・シロアリ被害
・雨漏り
・旧排水管の漏水
・換気扇・給湯器・水栓・トイレ・建具・窓・ドアなどの設備確認
・建物・床の傾き
・構造体の状況
・マンションの場合は、共用部分の利用状況
住宅の規模や調査の内容によっても異なりますが数時間が終了いたします。
建物面積が100平米(約30坪)程度の場合は2〜3時間
木造戸建の場合は5〜6時間程度かかります。
費用は会社によって異なりますが、5〜6万程度が一般的です。
近年注目を集めているホームインスペクションが求められる理由
【新築の場合】
ハウスメーカーや工務店などがあう程度、住宅の保証がございます。
【中古住宅の場合】
ほとんどの場合保証がない状態。
売主が個人の場合が多く、不動産会社は「仲介」なので物件に対しての責任は負う必要ございません。
最近では、リノベーション物件が注目されるようになり、
中古物件を視野に入れる方も多くなってきました。
ホームインスペクションをすることによって専門家の調査が入ることにより、
中古住宅に対する不安感の払拭が可能です。
【メリット】
〈売主側〉
・早期売却につながる
専門家の調査結果があることにより買主側が安心感を与えることが出来ることから、
早期売却に繋がりやすい。
・売買のトラブルを未然に防止することができる。
ホームインスペクション実施により、
物件価値を客観的・適切に評価可能となり、
販売設定価格の信憑性が高い。
・瑕疵担保保険に加入が可能
保険審査に合格することにより『既存住宅売買瑕疵保険』に加入可能。
売却後に瑕疵が見つかった場合、その補修費用を買主様保証金で補うことが可能
【デメリット】
・費用がかかる
・瑕疵や不具合が見つかった場合補修の必要がある
ホームインスペクションの実施により瑕疵や不具合が見つかった場合補修費用が生じます。
補修をしないまま買主様に納得いただいた上で売却する方法もございます。
ホームインスペクションはデメリット・メリットがございます。
さらに詳しい内容が知りたい場合はお気軽にお問合せ下さい
一覧にもどる